梨本卓幹の留学日記

ピアニスト梨本卓幹によるリアルタイム留学譚!

2024-05-31

3年ぶりにブダペストに行ってきた!

どうもみなさん、お久しぶりです。梨本です!

2018年〜2021年にハンガリーのリスト音楽院に留学して、その間にあった日常的なことを綴っていたこの「留学日記」ですが、3年ぶりに復活です!笑

これまた急ですね?

急に復活して、なにどうした???という感じですが、実は4月の終わりに10日間ほどブダペストを訪れていたのです。

せっかくなので、その旅の記録を残そうかなと。

(ついでにブログが若干リニューアルいたしました♪)

ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院

久々のブダペスト

リスト音楽院のソリストディプロマコースを卒業したのが2021年の6月。

今回訪れたのが2024年の4月末なので、2年と10ヶ月、まぁもうほぼ3年ぶりと言っていいでしょう!久々のブダペストだったわけですが、もちろん懐かしかった!嬉しかった!!

でも、その懐かしさは思ったほど強くなくて、なんというか、もはや
「え、あ、うん。昨日もいたよな、ここ。」
みたいな慣れ親しんだ感覚の方が強かったのが、自分でも驚きでした。

これが『住んでいた』ってこと、なのかな

何も変わっていない、リスト音楽院最寄りのトラム停留所
街の様子

何してきたの?

てか、3年ぶりに行ったってのはいいけど、何してきたの?観光?

なーんて思いのあなた!まぁ、半分くらいは観光でしたが、違うんですよ!

なんとコンサートに出るために行ってきたのです!!

コンサート!!

留学中は、コロナもあって学校外(とか、クラスコンサートも含めた学校の組織外)で演奏する機会ってなくて、ずっと夢だったんですが、それがついに叶った形でございます♪

コンサートの一幕

でもこのコンサートの話題はちょっと、また別の記事にまとめます。

書きたいことがありすぎる!

じゃあ、他には何を?

10日間ほどの滞在で、コンサートの準備以外にもいろいろやりまして、ほんと、毎日何かしら動いてました笑

宿はどうしたか

実は海外旅行の経験がそんなにあるわけではない梨本。(留学は旅行じゃないし、マスタークラスとかは宿も用意してもらえるし。)

旅行先で宿をどうするかっていうのは、けっこう深刻な問題でした。

もっとも、この数年間は長野を拠点に東京や山梨、福岡、滋賀などいろんなところのい演奏に行っていまして、ホテル暮らしには慣れました!

大好きなサイトはBookin.gom!

なので今回もとりあえずbooking.comで検索してホテルを決めたのでした。

でも今回はホテルだと掃除やら常に人が部屋の前を通るやら、気を使うかな?と思ったのと、住んでたなら部屋の使い勝手も分かるだろ!という思いで、「ホテル」ではなく、いわゆる「Air bnb」、大家さんが余っているお部屋(お家)を一般向けに貸すシステム、つまり民泊のお部屋にしてみました。

結果とてもくつろげたし、広いし、きれいだし、時間も気にせず出入りできるしで、いい事ずくめでした!

コンサート(聴く方)

見慣れたリスト音楽院の大ホール

コンサートも聴きまくりました。

ブダペストって、質の高いコンサートはもちろん、普通聴けないようなプログラムもけっこう上演しているんです。こんなの、聴きに行かないなんてありえない!!!

てことで、到着翌日から、ほぼ毎晩コンサートに行きまして、小林研一郎さま×ハンガリー放送響(Hungarian Radio Phirharmonic )、パーヴォ・ヤルヴィ×ブダペスト祝祭管弦楽団(Budapest Festivel Orchestra)、ハンガリー国立オペラでの『ボリス・ゴドノフ』、ウィーン国立オペラでの『カルメン』などなど、大量にコンサートを楽しみました。

そう、ウィーンも実は行ったんですが、それもまた別の記事にて。

ハンガリー芸術宮殿(Müpa)で聴いた、ヤルヴィ指揮ブダペスト・フェスティバル

今はもうインターネットでチケットを取れる時代。リスト音楽院でやるコンサートはリスト音楽院のチケットサイト、MüpaはMüpaのサイト、他は他の・・・と、会場ごとのサイトでいくらでもチケットが買えるのです!

なんなら飛行機より先にコンサートチケットをゲットしていたものもありました笑

現地の音楽家がプロフィール写真撮りがちな場所、Müpaのロビー階段にて。

日本、特に今住んでいる長野だと、こんな濃いプログラムのコンサートにはそうそう巡り会えないので(いや、東京でもか)、行って本当によかった!

自分でも知ってる曲も知らない曲も楽しめるコンサート、たくさんやりたいな。

他にも

あとは、久々に師匠にあってレッスンをしてもらいました。

ドラフィ先生も、なんだか先週も会ったみたいなテンションで接してくるもんだから、面白かった笑

相変わらず、的確で非常に音楽的なアドヴァイス、あと大丈夫???てなるくらい際どいジョークのシャワーも浴びてきました。

左:梨本 / 右:カールマン・ドラフィ先生
2019年の写真

あとは、友達に会ったり、観光したり、住んでた時はわざわざ買わなかったようなお土産を買ったり。

とても充実した10日間でした。

今日はここらで

てなわけで、もう更新されることはないと思っていた留学ブログ、突然の復活劇でした。

なんか、もう「留学日記」って名前変えて、演奏旅行とかしたときのこと書くブログにしようかしら。なんかもったいないよね、放置しとくの。

とはいえ、まだ書き足りないお話もたくさんあるので、3つ4つくらい更新する予定です。

お楽しみに!!

それでは!(おーーこれも書くの久々だ!)

Sziasztok!!!!

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