春の夜って気持ちいいですね

めちゃくちゃお久しぶりです。

ポーランドでのセミナーについて書いてから1ヶ月以上開いてしまいました。前回いつブダペストでのことを書いたかなと見返してみたら、1/25に「あけましておめでとう」とかって言ってますね・・・(さすがにワンシーズンは空きすぎだ・・・)


ということで、今回は近況報告です!

(▲路上で見つけたアート。Kolodko Mihály の作品だそうです。)


演奏動画ちょこちょこあげてます

ブログはごっそり間が空いてしまっていますが、YouTubeへの動画投稿はちょこちょこと続けています。今ブダペストでは学校が閉まっていて家以外に録音のしようがないので、家での演奏か過去の演奏を上げているわけですが、カメラを複数使ってみたり自分で撮った風景写真を曲のイメージに合わせて使ってみたり、なんだかんだ楽しくやっています。


例えば、バルトークの140回目の誕生日である3月25日には、ハンガリーの自宅にあるおじいちゃんピアノ、Gebrüder Stingl Wien(元ピアニストの大家さんの持ち物)でルーマニア民族舞曲を演奏動画を作りました。この動画では、演奏している映像に加えて、ハンガリーの様々な風景も一緒に楽しんでいただこう、というコンセプトの元、過去に自分で撮った写真なんかもたくさん登場します。


【140th anniversary】バルトーク『ルーマニア民族舞曲』/ Bartók:Romanian Folk Dances 【写真と音楽で楽しむバルトーク】



また、過去の演奏(2016年長野県東御市)から【写真と楽しむドビュッシー】と題し、ドビュッシーのベルガマスク組曲も投稿しました。このシリーズでは各曲のイメージに合わせて、これまた自分が過去に撮影した風景写真を選んでいます。



また先日もう一本新しく投稿したのがこちら。

昨年の夏に長野市芸術館で演奏したドビュッシーの『喜びの島』です。こちらも途中、昔パリを訪れたときに撮った写真や、ドビュッシーがこの曲の着想を得たとされる絵画なども動画に使用してみました。よければお楽しみください。




コンクール受賞しました🥈

人生初で受けた室内楽のコンクールで第2位をいただきました!

3rd Wiener Klassiker Danubia Talents International Online Music Competitionというウィーンで開催されたオンラインコンクールの室内楽部門を、同じくリスト音楽院で学ぶヴァイオリニスト青木馨音さんと受け、第2位をいただきました。


また、Franz Liszt Center Piano Competitionというスペインで開催されたオンラインのピアノコンクール でも2位をいただくことができました。






ブダペストの現在

ニュースでは新型ウイルスによる死者数がトップだと言われているハンガリーですが、生活面での規制も厳しく取り締まられています。

つい最近少し緩和されたものの、夜間の外出は22時〜翌5時の間禁止(先日までは20時〜翌5時でした)、レストランやカフェはテイクアウトとデリバリーのみ可、もちろん公共の場ではマスク着用義務、そして博物館や美術館、学校などの施設は閉鎖。


食事をレストランで戴けないというのはなんとも寂しい限りですが、デリバリーや持ち帰りはできるので、それで我慢しています。

(▲senbazuruという日本食レストランでお寿司🍣。とても美味しかった!)



夜間も別に用事はないのでそれほど困っていませんでしたが、それでも20時だった門限が22時に延びると練習後に気分転換散歩に出ることができて心地よいです。春の夕方ってほどよく暖かくほどよく涼しいのでいいですね!



厳しいのは、学校が全く開かないことです。

今年はソリストコースのディプロマコンサート(卒業のための修了演奏)でオーケストラとのピアノコンチェルトとソロがそれぞれあるのですが、学校に入れないのでスケジュールがどんどん後ろへずれていたり、あとは開催予定だったコンサートがなくなったりと、どうにも悲しいというか虚しいというか、しんどいなぁという日々ではあります。



ただ、いいこともちゃんとあるんです。

サマータイムになり(これはどうでもいい)、春がやってきました。つまり日が長く、暖かい日差しに明るい空を見上げることができるようになったのです!(と書いているここ数日は雨でまた寒い日々ですが。)

(▲ブダペストの桜)


よく、ヨーロッパの冬は暗く寒く長いと言われますし、実際にブダペストで生活して3年目、3回目の冬を経験してみると、まさしくその通りだと思います。

そして冬の暗さを経験するたびに、この冬の暗さがあるからこそ、ブラームスやシューベルトやシューマンなどの書くロマン派作品の暗く重い雰囲気が生まれたんだなと思うのです。


しかしそれだけではなく、それと同じくらい、春の喜びというもの強く感じます。暗い冬を乗り越えてだんだんと日が長くなっていき、暖かな陽気へと変わっていく。彼ら作曲家もこの喜びを毎年感じていたんだなともう度に、留学に来てよかったなと思うわけです。




そんなこんなで


なんだかいい話のようにまとまったところで、本日はこんなところで終わっておこうと思います。

そういえば日本ではフルグラが好きでよく食べていたんですが、ハンガリーではフルグラのようなものをなかなか見つけられなかったんです。が、先日「フルグラのようなミューズリーが売っている」という情報を聞きつけ、いろんなスーパーで探したところ発見したのがこちら。Köllnというメーカーのもの。ドイツの製品ぽいですね。

粒大きめでとても美味しかったです(ご満悦)




あーあともういっこ!

ツナ缶の話。

ハンガリーに来て割とすぐ買ったツナ缶が臭くて美味しくなくて、それ以降ずっと買ってなかったのですが、これまた「美味しいツナ缶がある」と聞きかじり買ったのがこちら。

RIO mareのツナ缶。

とても美味しくて、ヘビロテしています。🐟

ハンガリーでは魚あまり食べれない(売ってはいるけど日本やイタリアのようにメインではない)のでツナ缶で魚欲を満たしています笑



ということで、春の陽気とともに元気にやっている梨本でした!

それでは、次回(すぐ書けますように笑)まで、sziasztok!!



P.S. ツィタデッラに登ったとき、道中にいたおじさんがハンガリーの民族楽器テケルー(Tekerő。またの名をハーディガーディやニェニエェーレともいう)を演奏しながら歌っていました。

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梨本卓幹

1995年長野県千曲市生まれ。東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コース、東京藝術大学音楽学部ピアノ科を卒業。その後2020年ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院にて修士号ディプロマを取得。ソロ以外にもピアノトリオ《Trio Roppi》や現代音楽ピアノデュオ《梨本宮里ピアノデュオ》、また即興演奏やライブエレクトロニクスを用いた新曲初演など、多岐にわたって活躍を見せる新進気鋭のピアニスト。