梨本卓幹の留学日記

ピアニスト梨本卓幹によるリアルタイム留学譚!

2020-09-18

隔離終了!待ちに待った外の世界!

はい!タイトルの通りハンガリーでの入国における14日間の強制隔離が終了しました!!!!

いえええええい!!!!!!

こんな感じで赤い『強制隔離中』の紙を剥がして、代わりに『隔離終わったよ!ありがとう!』というメモを貼り付けておきました。

ちなみに、この赤い紙、シールみたいになってるんですが、めっっっっちゃくちゃ剥がしにくかったです(怒)

14日間の引きこもり生活

今回の『引きこもり生活』。実は初めてではありません。

以前、ハンガリーがロックダウンした際にも、このような引きこもり生活を半年近く続けていたわけですが、そのときは『必要最低限の外出は可』だったので、週1〜2回の買い物、ゴミ捨て、散歩、などすることができました。

しかしですよ、今回の『入国に際する自宅強制隔離』では、その名の通り、強制隔離

警察に見張られる(不定期に突然訪ねてくる)&家のドアに赤い張り紙(勝手に剥がすと罰金)、

という厳しさなので、おちおち玄関も開けられない感じでした。近隣住民の目もありますからね。

やってみてどうだった?

結論からいうと、やってみて『意外となんとかなるな』と思いました。

隔離が決まったとき、一番困るだろうなと思っていたのは『食』。

しかしこれは同じく留学している仲間や宅配サービス、そして日本から持っていったインスタント食品などの力にすがりまくって、それほどは困らなかった印象です。

もちろん、毎食家の同じテーブルの同じ景色という環境で一人、なので刺激はないし、食べるもののバリエーションは片手で足りそうだし、食料も自分で買いに行けるわけではないのでそのうち尽きてくるし、、、という状況だったので、あくまで「困らない」ですが。

メンタル

そしてあまり覚悟していなかったのはメンタル面でしたね。

せっかくハンガリーに戻ってきて留学再開!!!

といきたいのに、家から(玄関からすら)一歩も出られないこの状況では留学再開どころではない&周りの友達は授業が始まったり、コンサートに行ったり、おいしそうなレストランの料理を食べていたりと、まさに「隣の青い芝生を見ていた感じ」でした。

そして外の世界へ!

まぁそんなこんなの引きこもり生活も一昨日で終わりまして、昨日は朝から憧れ抱いた外の空気を存分に吸ってきたのでした。まさに気分は監獄生活を終えて出所した感じ笑

充実の1日

という出所1日目は朝から散歩!

2ヶ月半ぶりのブダペストの街は、潰れてしまって空き家になっているお店や意外と生き残っているお店、そして至る所に「マスクしてね」という紙がありました。また乗り物や建物に入る時はマスク必須になったことでマスク姿の人がたくさんいて、いろんな発見に満ち溢れていました。

そしてひっさびさの外食。

カフェ朝ごはんです。もうどうせなら今日は3食全部外で食べてやれ!という勢いです笑

ちなみにここはCalifornia Coffee Companyというリスト音楽院のすぐ近くにあるカフェで、このサーモンベーグルが割とお気に入り。ちょっとして時間潰しやリラックス、井戸端会議などでよく来ます。

▶︎California Coffee Company (Liszt Ferenc tér 1.)☕️

このあとは銀行で滞在許可証延長申請のために必要な残高証明をもらったり、学校へ行って完了できていなかった入学手続きをしたり、大量の買い物をしたりと朝から町中を駆け回ったのでした。

その後大好きなワイン屋さんでワインを購入したり、その様子がInstagramで紹介されていたり、朝の決意の通りお昼も夜も外食で済ましたりと、満足した上で最後には友達のコンサートを聴いたのでした。

ということで

隔離開け1日目は朝から晩まで本当に濃い楽しい1日を過ごすことができました!

忘れかけていた英語やハンガリー語をたくさん話して、言語野(というかそもそも人との話し方まで笑)を活性化させましたし、歩いているだけで勝手に入ってくる刺激がたくさん。やはり外はいいですね。

久々に外に出たら季節は秋になっていましてちょっと浦島気分をも味わうことができました(?)

さて!これでいよいよ3年目の留学が始まります!

がんばるぞ〜〜〜〜

ということで、また次回!Sziasztok!!

P.S.

玄関のすぐ外に置いて日本に帰ったエケベリアが、こんなことになっていたのにも隔離明けで初めて気がつきました笑

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