梨本卓幹の留学日記

ピアニスト梨本卓幹によるリアルタイムハンガリー留学譚

2019-04-15

初めての苦情を受けてしまいました

はい。

タイトルの通りです。超久々の記事がこれかい!という感じですが、先程お隣さんから苦情をいただいてしまいました…

事の次第はこんな感じ。

本日、日曜日。午後17時頃、いつものように家でピアノを弾き始めた梨本。そう、ハンガリーでは日曜も特に弾いてはいけないとか、ないのです。

18時頃に「ぴーーーんぽーーーん」とドアベルが鳴る。(ベル、、、という表現があってるかはさておき。というかよく考えると、鳴ったの初めてだ。)

ドアを開けると見知らぬ男性が。

まぁ、顔を見た瞬間に悟りますよね。あっ苦情だこれ。って。

本当に初めましての方だったので、名乗ってくださいまして、いろいろ話をきいたんですが、まとめると

「毎日夜遅くまでピアノを弾かないでくれ。こちらもたくさん働いてきた後休みたいんだ。特に週末と祝日はやめてほしい」

とまぁこんな感じでした。とても優しく落ち着いた様子で伝えてくださったので特に喧嘩になるとかいうこともありませんでした。

が、

田畑の中に建つ一軒家で生まれ育ち、上京しても防音音大生用マンションで青春を謳歌した梨本にとって、ピアノによる騒音苦情なんてものは初めてのことでして。

不安とやるせなさとそれらを打ち消す頭の中の「うへぇええええええええええぇぇぇ…」という声にならないうめき声に流されるまま、こちらの文章を書いております。

昔から夜の方が練習が捗る身としては、ハンガリーに来て夜に弾けないのはちと辛いなぁと思ってはいたんですが、こうなると、夜型 と 留学生活 というのは、相性最悪なんだなということがよく分かります笑 生活リズムを改善していこうと誓ったのでした。

お隣さんも、いいご近所付き合いはしたいと言ってくれているので、これを機に仲良くなってみたらいいのではないかと思ったりもするのですが、まぁどうなるかは神のみぞ知る、というやつです。

強く生きます。

そんなこんなですが、

そんなこんなですが、今月末は久々に帰国し(半年ぶりくらい!)、5/5にはラフマニノフのピアノ協奏曲を演奏します!

この流れでの宣伝は、むしろ逆効果なんじゃないかと思ったそこのあなた!そうかもしれませんが、自分でもそう思わなくもないですが、そこはあえて宣伝していきますよ!!笑

○須坂メセナホールオーケストラ演奏会2019

〜鍵盤音楽の至宝〜

日時:2019年5月5日(日) 14時開演

会場:メセナホール大ホール

料金:【全席自由・税込】 

 一般 3,200円/高校生以下1,100円

 ※未就学児入場不可 

出演:須坂メセナホールオーケストラ(指揮:工藤俊幸)

    ソリスト 梨本卓幹(ピアノ)・宮下静香(チェンバロ)

曲目:

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」

 ピアノ独奏:梨本卓幹

J.S.バッハ

「ブランデンブルグ協奏曲 第5番 二短調 BWV1050」

 チェンバロ独奏:宮下静香 

チケット:

[須坂市]メセナホール 026-245-1800(電話予約可)

[中野市]ヒオキ楽器中野店シンフォニア

[インターネット]EVENT-NAGANO 

https://www.event-nagano.net

ほい!宣伝おわり!

でわ〜〜〜〜

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梨本卓幹

1995年長野県千曲市生まれのピアニスト。東京藝術大学音楽学部、ハンガリー国立リスト音楽院修士課程、同音楽院ソリスト・ディプロマ・コース修了。ソロもアンサンブルも幅広くこなすピアニスト。オフィス・クルテ代表。
公式HP→ https://takumi-nashimoto.com